姫路市香寺町でリフォーム業を営むチームリーダー田中のブログ。
テラマエ設備内にてベンチャー的リフォーム部門を立ち上げ早十数年!
3人兄妹のとーちゃんとして日々の仕事に格闘する姿をブログにてつづ
ってまいります。焦らず無理せず気持はいつも、、、
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ついに今年も一年が終わってしまいました!
年末、弊社の敏腕職人のヤッサンとも喋っていたのですが『今年は
いつもにも増して1年間が早かったな〜』と、例年以上に時が経つの
が早く感じられたのは私たちだけじゃないのではないでしょうか?
加齢による脳の不活化も大いに関係はしているのですが、なんやか
んや言うて必死のパッチな一年だったような、、、
今終わってみてそんな風な一年だったのかな?とも感じております。
ちょうど今年の年末と同じようにバタバタとして迎えた去年の年末。
年の瀬こそは非常に忙しいこの業界ではありますが、新年早々の
工事の段取りには四苦八苦したような気もいたします。
その後の営業活動によりボチボチと受注のメドも立ちだし、さあリフォ
ームのシーズンインかと思われた3月の初旬、あの東日本大震災が
おこったのであります。。。
ちょうど金曜日の昼間でしたね!
翌日に開催される『TDYお客様感謝祭』の準備中、携帯のワンセグ
テレビからあの忌まわしい影像が流れて来たことを今でも鮮明に覚
えております。
当然感謝祭は自粛モード!
その後は、原発不安、消費者のマインドの低下、物品の納期などの
問題でほぼ2ヶ月間に渡りリフォームと呼べるリフォームなど着工で
きるすべもなかったと記憶しております。
まさに大打撃です!
しかしこれは何もリフォームの業界に限ったことではありませんでし
たね。
飲食業、サービス業、製造業、、、
すべての業種に至るまで、まるで時間が止まってしまったかのような、
みなさんそんな錯覚を覚えるような日々を過ごされたことと思います。
当然のことながら部署的には空白の2ヶ月というものが出来てしまっ
たわけで、年始の閑散期とあいまって、前半戦は惨憺たる結果で終
わってしまいました。
6月くらいからは商品の納期も安定してまいりましたので、いくらは
挽回の兆しも見えてきたのですが、時すでに遅しですよね!
気がついた時には一年の半分が過ぎ去っておりました。
まあ幸いなことに、最終的には前年度並みの数字にまで回復させるこ
とが出来たのですが、もちろんコレは私の力ではなく、スタッフみんな
の頑張り、会社や上司からのサポート、第三者の方々のお力添え等々
いろんな要因があってこそのお話で、今後の方針を決める上でもつく
づく考えさせられるような経験をさせていただいた1年でもありました。
先日の部署最終ミーティングでのお話!
スタッフ全員に今年の年始に立てた目標をもとに、その成果と来年に
かける抱負を語ってもらいました。
恥ずかしながら部署として個人的な年間目標を立ててもらったのはこ
れが始めての試みだったせいか、その目標に対する進捗チェックも思
うようには進まず、知らず知らずのうちに1年を終えてしまったと言うの
が本音のお話でございます。
結果的にはほとんどの者が目標を達成できなかったと言うお話ですが、
今後の更なるスキルアップを目指す上ではこれがひとつのいい目安に
なったのではないでしょうか?
来年はもう少しマシな目標設定と目標に対する行動がとれそうな気が
いたします(笑)
さてそんな今年の個人目標!
私の目標のひとつに目を向けてみますと、、、、
『計画的な販促活動による安定した受注のシクミ作り』
ですって!
一見まともな目標設定にも思えますが、今の私から見れば『何眠た
いこと言ってるねん』と言いたくなるようなレベルの低〜い目標設定
でありました。
考え方の目線がまったくの売り手目線そのもでありますね!
まるで自分達が起こす行動によってお客様を思う通りの道に導いて
行くかのように、商売の本質を見失いかねないような安易な目標設
定であったかと思います。
震災の年を経験したからこそわかるリフォーム業の『本質』。
今年ほどこの本質という言葉を意識した1年はありませんでしたね!
本質とは、その物の持つ本来の性質。
家族で言うならば、みんなで仲良く力を合わせて暮らして行くこと!
これを文字で表すなら『絆』と言う文字になるのかも知れませんが、
この世の中が順風な時ほど忘れてしまいがちな本来の性質と言うも
のを、我々日本人の心の奥底に眠る本来の性質と言うものを、震災
と言う大災害を通じて呼び起こしてくれたのかとも思います。
では我々リフォーム業者が持つ本来の性質とはどういうことなので
しょうか?
それはお客様のお困りごとに対して真摯に対応していくこと!
それが大きな仕事であろうが小さな仕事であろうが、あるいは簡単な
仕事であろうが難しい仕事であろうが、お客様が求められるご要望に
対してどれだけの誠意を持って対応していけるかどうかが我々リフォ
ーム業者が持つべき本来の存在意義なんじゃないでしょうか!
世の中に需要と言うものが満ち溢れていれば、チラシやイベントなど
の開催だけでも十分な仕事量は確保できると思います。
今まではそんな小手先の販促活動ばかりを学ぼうとしておりました。
もちろん商品の情報や現物確認と言う意味ではそう言った情報提供
の場の提供も大切なことなのですが、お客さんが本当に望んでいる
のはもっともっと手前にある『してほしいことをきっちりとしてくれる!』
これに尽きるんじゃないでしょうか?
まああたり前っちゃ〜あたり前のことですが、このあたり前のことを
真摯にやり続けることができるのが真のリフォーム業者としての本来
の性質ではなのかと、、、私、おおかたこの『本質』と言うものを見失
いかけておりました!
実際今年の後半6ヶ月は今までお世話になったお客様に助けられて
数字が出来上がったようなもので、つくづくお客様あっての我々なん
だなと言うことも再認識できました。
来年もこの本質を見失うことなくもっともっと地域に根ざし、地域の皆
さんに支えられながらなくてはならない地元企業を目指していきたい
と思います!
皆さん今年は大変お世話になりました!
来年もどうぞ宜しくお願いいたします!
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